見殺しにするな!アルコールによるうつは、アルコールのコントロールで改善する

以前に取り上げた、久里浜アルコール症センターの報告に見逃している部分がありました。

4ページをごらんください。「飲酒によって生じたうつ状態は飲酒をやめることによって消
失することも実験から示されている」

海外の例で、アルコールのコントロールが自殺対策に大きな効果を持つ理由のひとつが、これではないでしょうか。



そして、年間自殺者3万人超を問題にしながら、アルコール問題に触れないマスメディアの姿勢は、スポンサー圧力(あるいは自主規制)から生まれていることは、簡単に予想できます。


自殺を減らしたいという意思は、おそらく彼らにはありません。

たぶん、無視されている警告(1)

エーザイが医療関係者向けに医学医療情報を発信している『CLINICIAN(クリニシアン)』。その1990年のバックナンバーに「アルコールと自殺」というタイトルの文章があります。著者は有名な大原健士郎です。

自殺衝動供給源としてのアルコール

自殺には通常、大きな衝動、かなりエネルギーが必要です。

アルコールに注目しているのは、アルコールが、そのエネルギー供給源として最も一般的だからです。


オックスフォード大学のオックスフォード・ジャーナルに掲載された2005年のコロンビア大学神経科学科のレポートです。

自殺者の多くがアルコールを飲んだ状態で運ばれてくることが書いてありますが、以前は、日本でも、「自殺者のほとんどは酒か薬を飲んでいる」と言われていたのですが、そういうことは、なぜ言われなくなったのでしょうか。

また、このレポートでは、アルコール依存も含む精神病歴のない自殺者に、アルコールがかなり絡んでいるのではないかという、長い間語られてきた考えも示されています。アルコールに引き起こされた衝動による突発的な自殺です。

アルコール依存の男女比率と自殺者の男女比率は近い

前のブログで、圧倒的に女性に多いうつ病と、圧倒的に男性に多い自殺とを安易に結びつけることに対して疑問を提出しました。

圧倒的に男性に多いアルコール依存との関連、
アルコールの影響を、
なぜ本気になって探らないのでしょうか。

うつ病ですべては説明できない

自殺といえば、最近、「うつ病」一辺倒ですが、それには気をつけなくてはいけません。たとえば、「うつ病」は男性に比べはるかに女性に多く、日本の自殺は女性に比べ男性にはるかに多いのです。
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