10) 地之巻 ★ この巻のおわりに

サッカー語訳

以上で述べてきたように、多分一分の(局面ごとのプレーヤー数の違いに左右されない)法則として広く認知されている私流のサッカーの法則を、初めてここに地水火風空の5巻として書き記します。

このサッカーの法則を学ぼうとする人は、以下のことを常に心にとめて、日々の練習に励んでください。

第1に、正しい道から外れないよう心がけること。
第2に、法則の体得を目指して鍛錬を欠かさないこと。
第3に、様々なスポーツや芸能に触れること。
第4に、様々な職業、分野の法則を知ること。
第5に、物事の損得を冷静に計算すること。
第6に、あらゆることの価値を判断できるようになること。
第7に、目に見えないことも感じ取り理解すること。
第8に、細かいところにも気を付けること。
第9に、役に立たないことをしないこと。

サッカーの法則を体得するには、まっすぐな気持ちと広い思考が必要です。この法則を実践できるようになれば、1人で敵全員を相手にしようとも負けることはありません。法則から離れなければ、技術でも判断でも相手に勝つことができます。正しい鍛錬で身体能力を高めれば身体能力で勝ち、法則に叶った精神状態を維持すれば精神でも勝つわけですから、負ける要素は何もないわけです。

そしてチームや組織も、所属プレーヤーたちの質、組織プレーの的確さ、チームの精神状態、組織マネジメントの機能性、年棒、サッカー界での影響力、それらすべてにおいて勝つことになるのです。

あらゆる状況での勝利だけでなく、サッカープレーヤーとしての生活の質と名誉の向上も与えてくれるもの、それが「二天一流」というサッカーの法則です。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

右、一流の兵法の道、(朝な/\夕な/\勤おこなふに依て、おのづから廣き心になつて)多分一分の兵法として、世に傳る所、始て書顕す事、地水火風空、是五巻也。

我兵法を学んと思ふ人ハ、道をおこなふ法あり。

第一に、よこしまになき事をおもふ所。
第二に、道の鍛錬する所。
第三に、諸藝にさハる所。
第四に、諸職の道を知事。
第五に、物毎の損徳をわきまゆる事。
第六に、諸事目利をしおぼゆる事。
第七に、目にみヘぬ所をさとつて知事。
第八に、わずかなる事にも気を付る事。
第九に、役に立ぬ事をせざる事。

大かた、かくのごとくの利を心にかけて、兵法の道鍛練すべき也。此道にかぎつて、直なる所を、廣く見立ざれば、兵法の達者とはなりがたし。(朝な/\夕な/\勤おこなふに依て、おのづから廣き心になつて)此法を学び得てハ、一身にして、二十三十の敵にもまくべき道にあらず。先、氣に兵法をたへさず、直なる道を勤てハ、手にてうち勝、目にみる事も人に勝、又、鍛練を以て、惣躰自由なれば、身にても人に勝、又、此道になれたる心なれば、心を以ても人に勝。此所に至てハ、いかにとして、人に負道あらんや。

又、大なる兵法にしてハ、善人をもつ事に勝、人数をつかふ事に勝、身をたゞしくおこなふ道に勝、国をおさむる事に勝、民をやしなふ事に勝、世のれいほうをおこなふ(事)に*勝。

いづれの道におゐても、人にまけざる所をしりて、身をたすけ、名をたすくる所、是兵法の道也。

 

注釈

特にありません。


04. 4月 2012 by outsidervoice
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