15) 水之巻 ★ キックのときの足指

サッカー語訳

キックのとき足の指は、小指側の方を強めに親指側を弱めに曲げるようにします。そうすると足首が安定します。

ただ蹴るというだけでなく、ボールで相手(の守備システム)を切ると思って、ボールを蹴る動作に入ります。ボールを蹴る瞬間も足の指に変わりは無く、足首を安定させておきます。相手のボールを弾くとき、止めるとき、奪うときも、同じ指の状態で、とにかく、相手(の攻撃の狙い)を切ると思って、その動作に入ります。

練習でのキックも、試合でのキックも、同じく相手を「切る」と思って行うことに変わりはありません。

そして忘れてはいけないのが、足も足指も固まった状態にならないことです。固まった足は死んだ足です。固まっていない足が生きている足です。心によく留めておいてください。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 太刀の持様の事。

刀のとりやうハ、大指、ひとさし(指)をうくるこゝろにもち、たけ高指しめずゆるまず、くすしゆび、小指をしむる心にして持也。手のうちにはくつろぎの有事悪し。

太刀をもつと云て、持たるばかりにてハ悪し。敵をきるものなりとおもひて、太刀を取べし。敵を切ときも、手の内にかハりなく、手のすくまざる様に持べし。若、敵の太刀を、はる事、うくる事、あたる事、おさゆる事ありとも、大指、人さしゆびばかりを、すこしかゆる心にして、兎にも角にも切とおもひて、太刀を取べし。

ためし物など切ときの手のうちも、兵法にしてきる時の手のうちも、人をきるといふ手のうちにかハる事なし。

惣而、太刀にても手にても、いつくと云事を嫌ふ。いつくハ、しぬる手也。いつかざるハ、いくる手也。能々心得べきもの也。

 

注釈

太刀を持つ手を蹴る足に置き換えました。この置き換えは成り立っているでしょうか。足の指の使い方は、ボールが当たる瞬間の足首の強さなどに影響するので、検討されるべきことだと思います。


04. 4月 2012 by outsidervoice
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