18) 水之巻 ★ ボールを蹴るときの脚の振り方

サッカー語訳

脚の振り方を身に付けているとは、何かを強く意識することも無く自由に脚を振れば、的確にボールを蹴ることができるという状態です。脚を速く振ろうとすれば、かえって自然な動きを妨げ振りにくくなります。脚は振りやすい程に静かに振るものなのです。扇や小刀を使うときの手先のように、所謂「小刀刻み」で速く動かせば、ボールにうまく力を伝えることはできません。ボールが前にあるときも、横にあるときも、とにかく振りやすいような楽な軌道で脚を振り、膝を大きく伸ばしながら、足にしっかりとボールを当てるのが、正しい脚の振り方です。

次から述べる、ボールの位置ごとの対応の仕方を体得すれば、脚の振り方からさらに迷いが消えていきます。しっかりと練習してください。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 太刀の道と云事。

太刀の道を知ると云ハ、常に我さす刀を、指二つにて振る時も、道筋よくしりてハ、自由に振もの也。太刀をはやくふらんとするによつて、太刀の道さかひて振がたし。太刀ハ、振よきほどに、静に振心也。或は扇、或は小刀などつかふ様に、はやくふらんとおもふに依て、太刀の道違ひて振がたし。夫ハ、小刀きざみといひて、太刀にてハ人のきれざるもの也。太刀を打さげてハ、あげよき道へ上、横にふりてハ、横にもどりよき道へもどし、いかにも大にひぢをのべて、強く振る事、是太刀の道也。

我が兵法の五つの表をつかひ覚ゆれバ、太刀の道定て振よき所也。能々鍛錬すべし。

 

注釈

太刀の振り方を足の振り方に置き換えました。


04. 4月 2012 by outsidervoice
Categories: 水之巻 | Leave a comment

Leave a Reply

Required fields are marked *


CAPTCHA


This blog is kept spam free by WP-SpamFree.