21) 水之巻 ★ 第3の位置、中段での敵の切り方

サッカー語訳

中段の場合は、敵が触る前に、敵より低くした身体で一気にボールを運ぶか、ダイレクトでボールを蹴ります。運ぼうとするボールを敵は奪い返そうとしますが、それを予期しておいて、相手を切り落とすような勢いで、強く運び続けます。とにかく、ボールが中段にあるまま、敵の機先を制して一気に切ることが大切です。

中段には、ボールが早く動いているとき遅く動いているときなど様々な変化があります。実際にボールを使って鍛錬を繰返してください。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 表、第三の次第の事。

第三の搆、下段にもち、ひつさげたる心にして、敵のうちかくる所を、下より手をはるなり。手をはる所を、又敵はる太刀を打落さんとする所を、こす拍子にて、敵うちたる跡、二のうでを横に切こゝろ也。下段にて、敵のうつ所を、一度に打とむる事也。

下段の搆、道をはこぶに、はやき時もおそき時も、出合もの也。太刀をとつて、鍛錬すべきもの也。

 

注釈

原文の下段をサッカーでの中段に置き換えています。構えをボールの位置へ置き換えたこの辺りが、最も「翻訳」に悩んだところです。


05. 4月 2012 by outsidervoice
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