43) 水之巻 ★ 張り受け

サッカー語訳

敵の仕掛けとこちらの防御が繰返される単調なリズムになってしまったら、防御を緩め、敵のプレーに同調しながら身体を寄せて、さっとボールを奪います。このことを、張り受けと言います。

強いプレッシャーをかけるのではなく、かつ、受身になるわけでもない状態が、張り合わせる状態です。敵のプレーに合わせながら、身体を寄せるわけですが、寄せきる前に奪うことが大切です。張ることも、奪うことも自分の主導で行うことを意識しましょう。

このリズムを使いこなせるようになれば、敵が勢い良く攻めてきても、さっと張る気持ちに切り替えて対処できます。何度も練習し、吟味してください。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 はりうけと云事。

はりうけと云ハ、敵と打合とき、とたん/\と云拍子になるに、敵の打所を、我太刀にてはり合せ、うつ也。

はり合する心ハ、さのみきつくはるにあらず、又、うくるにあらず。敵の打太刀に應じて、打太刀をはりて、はるよりはやく、敵を打事也。はるにて先をとり、うつにて先をとる所、肝要也。

はる拍子能あへバ、敵何と強くうちても、少はる心あれバ、太刀先の落る事にあらず。能習得て、吟味有べし。

 

注釈

特にありません。


06. 4月 2012 by outsidervoice
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