60) 火之巻 ★ 影を押さえる

サッカー語訳

影とは、敵の攻撃開始のスイッチ、合図のことです。

試合で、敵の攻撃開始のスイッチ(影)を発するプレーヤーやプレーを強く押さえ込み続ければ、敵は攻撃の狙いを変えざるを得ません。その時こちらは、影に向けていた意識をまっさらにして、先(せん)による勝利を狙います。

一対一でも、敵に攻撃開始の強い気持ちが立ち上がる気配が見えた時には、相手のリズムを狂わせ、気持ちが途切れたところを狙って、こちらが先(せん)を得るようにします。

いろいろと工夫してみましょう。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 影をおさゆると云事。

かげを押ると云ハ、敵のかたより、しかくる心の見ヘたるときの事也。

大分の兵法にしてハ、敵のわざをせんとする所を、おさゆると云て、我方より其利を押る所を、敵に強く見すれば、強きにおされて、敵の心かはる事也。我も心をちがへて、空なる心より、先をしかけて勝所也。

一分の兵法にしても、敵のおこる強き氣ざしを、利の拍子を以てやめさせ、やみたる拍子に、我勝利をうけて、先をしかくるもの也。

能々工夫有べし。

 

注釈

特にありません。


06. 4月 2012 by outsidervoice
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