65) 火之巻 ★ 角(かど)に触る

サッカー語訳

強いものを押すときには、真正面から押してもなかなか動かないものです。そういう時には角を押す(触る)のです。

試合では、敵のプレーヤーが孤立しそうな角を見つけて、適切な方向から崩していきます。角が乱れれば、そこから全体のバランスも乱れていきます。相手のシステムのほころびが見え始めたら、様々な角を連続して攻め続けましょう。勝利がより確実なものとなります。

一対一の局面でも、敵の身体の動きの悪い部分(角)を攻めれば、全体のプレーバランスがおかしくなり、勝つことが容易になります。

角の触り方についてよく考え、体得しましょう。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 かどにさはると云事。

角にさはると云ハ、ものごと、強き物をおすに、其まゝ直にはおしこミがたきもの也。

大分の兵法にしても、敵の人数を見て、はり出強き所のかどにあたりて、其利を得べし。かどのめるに随ひ、惣もミなめる心あり。其める内にも、かど/\に心を付て、勝利を得事、肝要也。

一分の兵法にしても、敵の躰のかどにいたミを付、其躰少も弱くなり、くづるゝ躰になりてハ、勝事安きもの也。

此事能々吟味して、勝所をわきまゆる事、専也。

 

注釈

特にありません。


06. 4月 2012 by outsidervoice
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