66) 火之巻 ★ うろめかす

サッカー語訳

どうしていいか分からずうろうろすることを、うろめくと言い、敵に確信を持たせないようにすることを、うろめかすと言います。

試合では、敵の意図を推測し、「二天一流」の知恵で迎え撃ち、敵がそこかここか、あれかこれか、遅いか早いかと、うろめくタイミングで一撃を加えます。

一対一の場合も、流れの中で様々な技を仕掛けます。打つと見せたり、突くと見せたり、入り込むと思わせたりしている間の、敵のうろめく気配を察知して思いのままに勝つのが戦いの要領です。

じっくり吟味してください。

 

★ 原文・・・『武蔵の五輪書を読む』(播磨武蔵研究会「宮本武蔵」)より

一 うろめかすと云事。

うろめかすと云ハ、敵にたしかなる心をもたせざるやうにする所也。

大分の兵法にしても、戦の場におゐて、敵の心をはかり、我兵法の智力を以て、敵の心をそこ爰となし、とのかうのと思はせ、おそしはやしと思はせ、敵のうろめく心になる拍子を得て、たしかに勝所をわきまゆる事也。

又、一分の兵法にして、時にあたりて、色々のわざをしかけ、或ハうつとミせ、或ハつくと見せ、又ハ入こむと思はせ、敵のうろめく氣ざしを得て、自由に勝所、是戦の専也。

能々吟味有べし。

 

注釈

特にありません。


06. 4月 2012 by outsidervoice
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