#0007) 適応、修正、あるいは調整、つまりADJUSTMENTSについて

私も含めて私の周囲には、この社会に今ひとつ適応できていない自覚がある人が多いのですが、それが、この社会の平均的な比率より高いのか、平均するとこんな感じなのかもよくわからないくらいに、その実態に、きちんと向き合ったこともなく、適当にやり過ごしています。

おそらく、こういうサンプル集合を客観的に見ると、弱小高校野球チームのメンバーのメンタリティーのようなことなのでしょう。で、ちょっと前には、ドラッカーの何とかかんとかという高校野球物語が出てきたんだと思いますが、ドラッカーやマネジメントについて、思い入れがないというか信者たちをなんとなく別の世界の人たちと感じている私は、ストレートに?野球選手というか、ちょっと絞ってピッチャーのための本を読んでみることにしました。

The Mental ABC’s of Pitching: A Handbook for Performance Enhancement

アメリカでは、すごく有名な本みたいですが、残念なことに日本語訳がありません。自分が探してみた限りでは。

項目がABC順に並んでいるのですが、”ADJUSTMENTS”(なるほど複数形なのか・・・)で始まります。野球は”ADJUSTMENTS”のゲームということで。で、ピッチャーに最も”ADJUSTMENTS”できるメンタルか求められるわけです。できなければ試合を壊すわけです。

で、私の周囲には(おそらく私も含めて)、チャンスどころではなく試合を壊すのが得意なメンバーがたくさんいます(一般的にそうなのかも知れませんが)。もちろん、多くのピッチャーと同じように、試合を壊そうと思って壊しているわけではありませんが・・・。

 

私には野球経験がありませんが、今から、思考のフォームのすばらしいピッチャーを目指してみようかと・・・。この社会が、”ADJUSTMENTS”のゲームの色彩が濃くなってきましたから。

もし、自分が思考フォームのすばらしいピッチャーになれたら、娘が高校ぐらいになったら「この本読めよ」と渡しておきます。読まないと思いますが。

ところで、”ADJUSTMENTS”というのは、迎合とは違うと思いますよ。

28. 9月 2012 by outsidervoice
Categories: 体育, 生活, 社会, 英語 | Leave a comment

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