#0018) 勉強する理由
小学生はたぶん、「なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」と聞くと思いますが、昨年3月11日以降、勉強の必要性が身に染みて、勉強をする理由をストレートに答えられるようになった人も多いのではないでしょうか。
私たちは馬鹿すぎて、目の前にあるはずの事実を知ることができませんよね。そして、辻褄の合わない話に振り回されたり・・・、頭の中で自ら作ったり・・・。
事実を知るためには、それが事実と判断できるだけの知識が必要だということで、あるいは、辻褄が合っていない話を辻褄が合っていないと判断するためには、そう判断できるだけの知識が必要だということですが、結局、私たちの多くに知識が欠落していてるにも関わらず、わかった風に意見を述べたい欲求に負けてしまい、そんな喧騒の中で事実は隠れたままになってしまうんだよね、という恥ずかしい話は、一生、口を酸っぱくして言い続ける価値があるのではないでしょうか。いくらうるさがられても。
もしかしたら今は、わからないことに手を出すのはやめたよ、という控えめな方向に向かう途中なのかも知れませんが、・・・そういう方向も難しいらしいですよね。