#0070) 土の話

土の勉強をしています。少しずつですけど。

以前のこれとは違うブログで、セシウムが土の表面に降ったときから、土についていろいろ調べてみたり、セミナーに出てみたりしてきましたけど、丁寧に作られたこの教科書を読んで、やっと、土の全体像が、おぼろげながらも感じられるようになってきたような気がします。

何と言うのでしょうか、畏敬の念みたいなのを感じながら読んでいると、娘が学校から「自然を大切にしよう」というテーマでのグループ制作物を持って帰ってきました。

自然礼賛のほとんどが気持ち悪いのは、その礼賛が、無視とかナメていることと同じだということに自覚がないからですよね。礼賛しておけばカタチになるし、間違った知識でも、安易な思考でも、自然の味方であることを表明しておけばOKみたいな。

エコのことでも書きましたが、何のために、こういうポーズを小学4年生に教えているんでしょうか。教えるのは、破綻していない普通の理科だけに絞っておいた方が、良いのではないでしょうか。

 

もし「自然」を教えるのなら、津波もですが、原発の爆発も、除染利権のことも、アベノミクスと呼ばれているもののことや、統計操作のことや、世界のお金のネットワークのことや、株価のことや、安易な自然礼賛や、あと、昨年の夏にスリッパでたたき殺したゴキブリのことなどの諸々を、その「自然」の中に含めたらどうでしょう? 役に立つのは、たぶん、そうやって考えたことの方じゃないかと・・・。それに、そういう「自然」に、畏敬の念を感じませんか?もしかしたら、(巷の宗教よりも)宗教的とも言えるものを。

そして、自然は大切にしたりしなっかたりする対象かどうかを、ここから考え始めるといいと思いません?

 

豚

土日連日の大会で娘のロードレースシーズンは終わりました。娘自身の評価では、土曜がまあまあ満足で、日曜が想定外のダメさだったようですが、私には土曜も力を出し切ることからはほど遠かったように見えました。おそらく娘はそういう風に力をセーブする性格なのですが、まあ、それは怪我をしにくいということかも知れません。夏には800メートルの記録会に出たいそうです。

14. 3月 2013 by outsidervoice
Categories: 理科, 生活, 社会, 総合 | Leave a comment

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