#0076) まずは溝さらいから
#0074で書いた土地の話です。
その土地の縁にある溝の落ち葉や土をさらったわけですが、機械を使うわけではないので、土地全体を眺めつつ近場をつつきつつ考える時間があるわけです(娘は学校なので、ひとりでの作業ですし)。
そうやっていると、落ち葉を取り除いたときに顔を出す木や草の芽の香りなどによって、その土地と対話ができたかのような、まあ勝手な思い込みが出来上がってきます。
それに従うと、一角に火を使う場所を作り、積もりすぎた落ち葉を燃やしつつ、灰を畑にまき、竹を切り、乾燥したら炭にすることになります。
要するに、そこは、人が手を入れることを待っている場所だという思い込みです。
あるいは、この場所が、そうするように私を誘導しているという思い込み。
気持ち悪い書き方をすると。
まあ単に、今の状態を美しいとは思えないという話です。理由はよくわかりませんが。
おそらく、巨大な箱庭療法のようなことを始めようとしているんだと思います。