#0001) ゴキブリと遠い親戚

小学4年生の娘が学校から帰ってきて「人の先祖は猿なんだよ」と言うのですが、何かちょっと違う感じがして、私はこう説明しました。

「おばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんというふうに、ずっと先祖を遡っていくと、お猿のおばあちゃんのおばあちゃんのおばあちゃんというふうに遡っていったお猿の先祖と出合うんだよ。だから、人の先祖は猿ということではなくて、人と猿は同じ先祖を持つ親戚ということなんだよ。」

 

図を描いてみました。いい加減ですけど。

ゴキブリと遠い親戚という話

「猿は割と近い親戚で、ゴキブリは割と遠い親戚で・・・」

娘はゴキブリと親戚ということの方を気に入ったようで、以後、蠅と親戚とか、ミミズと親戚とか言っています。

 

俳句を習うと小林一茶が気に入る子どもが多いことと関連があるのかどうか・・・。

やれ打な蠅が手をすり足をする

 

アンパンマンの作者が作詞した歌もありましたね。

・・・ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ・・・

こちらは、、「親戚」でなくて「友だち」ですけど。「親戚」に変えて歌うと、更にいい感じがしません?

 

ところで、厳密に「親戚」かどうかについては、私は少し疑問を持っています。 生命の出発点もそうですが、新たな種が出現するときは、必ず1匹や2匹などと非常に少数から出発しているのかどうか・・・。そうでない場合は、全然親戚でない場合もありますよね。こんな話は、娘にはしてませんけど・・・。厳密に親戚うんぬんより、姿かたちは違ういろんなものと、結構つながりが深いということの方が重要だとは思いますから。実際、DNAもかなり似通っていたりするわけですし、仕組みは一緒ですし。

おぼろげな知識で書いているわけですが・・・。

20. 9月 2012 by outsidervoice
Categories: 国語, 理科, 音楽 | Leave a comment

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