#0003) 一番大切なのはフォームだよ、たぶん

体力テストでソフトボール投げの記録が滅茶苦茶悪いので悔しいという娘に付き合って、たまにキャッチボールをしています。軟球が家にあったのですが、グローブが無いので、娘はワンバウンドでキャッチしています。

1年半位前(2年生の終わり頃)は5メートルくらいでしたが(驚くべき低記録ですよね)、今は20メートルくらい投げるんでしょうか。でも先日キャッチボールしていると、ぜんぜん上達する感じがありません。力いっぱいなのですが、その力が身体の動きをバラバラにしたり、ブレーキをかける方に働いているんですね。

「きれいなフォームで、コントロールに気をつけて、軽く投げてみたら?」
私は野球を習ったことがないので、それがきれいなフォームかどうかは実はよくわからないのですが、

「あ、軽く投げても、こんなに飛ぶんだ。」
ということで、娘には発見があったようですし、ボールは私の胸のところに飛んできました。

でもまあ、しばらくやっていると、また、変な力が入るわけですけど、娘がフォームの話を割と理解できるのは、スイミングスクールに通っているからでしょうか。2度見学に行ったことがあるのですが、そこでも効率的なフォームを身に付けることが一番重要なこととして教えられていました。

 

キャッチボールだけでも飽きるので、気分転換にサッカーボールを蹴るんですが、フォームの話を引き継いで、膝から下を素直に振るだけでボールが結構飛ぶことを教えてみました。足はぶらりと振って、ボールに当たる直前に足先の向きを変えれば、インサイドキックもインステップキックもとかアウトサイドキックもできますよね。すぐれたサッカー選手は、力が効率的に伝わる楽なフォームで蹴ることのできる姿勢を維持する能力に長けているんではないでしょうか。でも、そんな話にまで行くと、元々サッカーには関心の無い娘の興味の範囲外なので、リレー選手になれなくて悔しいと思っているらしい短距離走に。

70%くらいの力で短い距離を何度か走っていると、楽にスピードに乗ることができる、のびのびしたフォームがわかってきます。スタートはまた別問題ですけど。

 

フォームということでは、お勉強においても大切なのはフォームづくりだと思うのですが、どうですか? いろんな問題などに対していろんなフォームがあるとは思うのですが、勉強とは、的確あるいは面白い物事を生み出す自分に合った思考フォームを自分で生み出すための訓練のような気がします。形式主義は避けつつ・・・。

まあ特別なことでなくても、楽観的に生きられる思考フォームみたいなことでも、身に付けば全然十分ではないかとも思いますけど。・・・これが一番難しいですか?

正しいフォームによって、次のレイヤーを重ねることができる? 上達とはそういうこと?

20. 9月 2012 by outsidervoice
Categories: 体育, 図画工作, 国語, 家庭, 理科, 生活, 社会, 算数, 英語, 音楽 | Leave a comment

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