#0006) かけっこと原爆

運動会が近い娘が、スタートの練習を見てくれというので、夕方に公園に行きました。

運動会のスタートで、いつも一瞬止まったように見えていた原因がわかりました。前足から前に出していたのです。おそらく小学校4年間、こうやってきたんですね。私も今まで全然気づきませんでしたけど、子どもはこんな間違いをするんですねえ。直すと、もちろん速くなりました。ついでに、両足とも踵をつけず、つま先で踏ん張ってスタートを待つことも教えました。慣れないのでバランスが難しそうでしたけど。

 

家に帰ったら、広島市に関する資料を何かインターネットで出してくれと言います。全国の県庁所在地について、みんなで手分けして調べることになって、自分は広島市の資料を持っていかなくてはならないとのこと。広島風お好み焼きとか、市民がつくった広島カープの話はどうかと聞いたのですが、クラスのみんながあまり知らない題材がいいと言うので、折鶴が平和への願いのシンボルとして世界的に知られるきっかけとなった「貞子と折鶴」の話を探してプリントしました。

見つけたのは、広島平和記念資料館のホームページの中の、「貞子と原爆」というコーナーです。

貞子さんは、かけっこが得意でしたが、運動会のリレーで優勝した1年後に、12歳で亡くなりました。この話のことを知るのに、ちょうど良いタイミングかなとも思いました。

 

折鶴と言えば、先日のU-20女子サッカーワールドカップのシンボルが折鶴でした。平和というようなことがどの程度意識されていたかはわかりませんが、それもきっと、クラスのみんなの興味を引くきっかけになると思ったので、大会ポスターと大会アンバサダーの澤や宮間が一緒に写っている写真や、千羽鶴を持って表彰式前?のフィールドに入場する小学生の写真や、表彰者が記念写真を撮る台の後ろの千羽鶴もプリントアウトしておきました。

さて、こういう話を、うちの娘はうまくまとめて伝えることができるでしょうか。・・・ちゃんとできるとは思えませんけど、本人はいつも自信たっぷり。

記憶で描くのは難しいですね。元々かなり不思議なかたち。

25. 9月 2012 by outsidervoice
Categories: 体育, 社会 | Leave a comment

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