#0027) 間違って入ったチームの話の続きの続き

#0012#0019と、今どきのサッカー小僧がゴロゴロいるサッカー部に入ってしまったサッカー未経験の娘がどのように過ごしているか書いてきましたが、今日は、得点を入れたと言って上機嫌に帰ってきました。

サッカーが急にうまくなるはずはないので、その自慢話を少し掘り下げて聞いていると、どうも、こういうことだったようです。

4年生から6年生までの男女が一緒のクラブ(女の子は3人だけみたいですが)なので、4年生の女の子が得点したときには最高の4点が与えられる決まりになったようです。で、#0019で話を出した近くの公園で練習している上手いやつらの誰かがですね、4年生女子であるうちの娘に点を取らせるようにプレーし続けたと・・・。その彼は、ドリブルでサイドを上がり、相手の裏まで抜けて、そこからマイナスのセンタリングをゴール正面に向かって走りこませた娘に合わせるということを狙ってやっていたようなんですね。まあ、娘がボールに当たりさえすれば、ゴールの方にボールは転がっていくわけです。さすが私が近くの公園で目をつけたやつらだけのことはあります。普通の換算では2対1という辛勝であった試合は、そういうことで5対1という楽勝だったそうです。

そして、うちの娘は寝るまでずっと上機嫌でした。

サッカーをやったこともなかった女の子に幸せなサッカーの記憶を植えつけるなんて、近くの公園のサッカー小僧たち、ひじょーにかっこいいです。

もちろん、なんと言っても、より多くの子どもたちが楽しめるプレーへの動機となったこの得点システムを採用した先生が偉いわけですが・・・。的確なシステムはいろんなことを変える力を持っているんですよね。

娘が興奮気味に描いたゴールシーン説明図。右のゴールに正面から入れたわけですね。ずっと、記憶に残るんでしょう。まあ、娘は来年は陸上部に入ると言ってますが・・・。

16. 11月 2012 by outsidervoice
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