#0038) たとえば、中央省庁の仕事の大部分を、「やよいの青色申告」のような安い会計ソフトで済ませる方法を考えてみるとか・・・

「代案」「代案」「代案」とうるさく言うのは、「代案」が無いと思わせる原始的な心理作戦ですが、原理的に「代案」はたくさんあるはずですよね(「代案」の変形としては「具体案」)。妙に狭い枠などを設定しさえしなければ。あるいは、代わりのものが用意されようとも、既に持っているもの(とか持っていると思い込んでいるもの)を失う危険はどんなことがあっても冒したくないというような「欲」で心を閉ざさなければ。あるいは「代案」を考えるなんて無理だと自分でブレーキをかけなければ。

そもそも、今「現実」となっているものも、何かの「代案」だったわけですし。

ですから、「代案」の有り無しの議論をするより、無鉄砲なものも含む様々な「代案」アイディアを楽しみ始める(ブレストする)方が、何年か後の実りが多いのではないでしょうか。

また、「代案」と言うと、今は「原発」の話に集約しがちですが、「代案」をそこに絞ってしまうのも、もったいないと思いませんか?

コンピュータの性能は相当十分なわけですから、バーチャルな政府とか電力会社とか国会とか選挙とか農村とか家族とか、ちょっと変な味付けにしていろいろ作ってシミュレーションしてみるのが、学生の卒論としても良いのではないかと・・・(誰かやってくれないかなと思って、こう書いているわけですが)。今はどういう経緯か元首相などが自由気ままに「国防軍」などの「代案」を楽しむ立場を謳歌していますが、そんな「代案」でも恥ずかしがる必要はないらしいということで、皆さん自信を持ってアイディアを熟成させればいいのではないでしょうか。

たぶん、すごくチープな設定の方が興味深い「代案」となる可能性が高いと私は思っています。だって、既に数字でやり取りが行われている作業など、データ量としてはすごく小さいわけですし。

Chipも ↑ こう言っているわけですし、自分も娘にはそんな風なこと言うわけですから、少し気分を変えてみようかと思いました。

比較的幸福感を伴う「経済成長」を求めるなら、盛んに「代案」が出てくる状態を目指せばいいのでは、というような気もします。

12. 12月 2012 by outsidervoice
Categories: クラブ活動, 図画工作, 家庭, 理科, 生活, 社会, 算数, 総合 | Leave a comment

Leave a Reply

Required fields are marked *


CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください