#0041) なんだ、知らない間に結構前進してたのか。あるいは、政党政治から案件政治へ、ということでいいのかな?10年後の社会の教科書の記載は。 それと、自分の冷静な状況判断のためにも。
マスコミの注目点でないこともあってか、選挙前に見逃してましたが、石原慎太郎が国の不透明会計制度を力を入れて攻撃し始めているじゃないですか。震災直後もそうだったのですが、人種や人権などについて以外の件では、彼は急所を突くことがしばしばあるようには思います。
法案提出したりするそうですが、おそらく、みんなの党もこの案件に加わるので、会計制度への注目、問題意識は高まるのではないでしょうか。マスコミが不自然に無視しなければ。
国の予算・決算の不透明性と、それが日本の問題の核にあることに選挙前になってやっと気づき、#0031、#0033、#0034、#0036、#0038と、自分なりに考えたり、この問題について民主党でひとりがんばっているようだった国会議員逢坂誠二氏(今回落選)の説明を聞いたりしてきましたが、今頃になって、2007年の石原慎太郎のこんなインタビュー見つけました。「都知事としての一番いい仕事は、会計制度の改革だと思っています。東京都知事 石原 慎太郎氏」。私は、この辺のこと全然知りませんでした。彼は国の会計制度についてもしばしば攻撃してきたようですが、それも知りませんでした。彼の人種差別的発言にしばしばうんざりさせられているので、その辺の情報もシャットアウトしてしまっていたのか、マスメディアが注目してこなかったためなのか、単に自分が会計制度に全く興味が無かったためか、その原因はよくわかりませんけど、2006年には産経新聞へのこんな発信もあったようです。
それから、石原慎太郎と橋下徹との「会計制度改革」つながりを示す大阪府のページ。また、いくつかの地方自治体に広がりつつある示す「新公会計制度普及促進連絡会議」。
下は、石原都知事定例会見2011年11月25日(12分30秒あたりからが会計の話)
組合攻撃は抜かして聞くといいかもです。取材していたメディアは会計の話を全く理解していなかった雰囲気です・・・。
国の会計制度を変える目的は、普通には、無駄や不正の排除ということですが、重要なのは、国関連のあらゆる組織に対する不信感の大きな理由がひとつ消えることによる変化ですよね。
歴史は紆余曲折を経ながらも「公正」に向かってきましたが、この会計制度の話は、次の「公正」のコアであるように思いますが、どうですか? あんまり感情には訴えないでしょうけど。
(追伸)
公明党にこんな参議院議員がいました。まだまだいるのかな?
「『財政の見える化』で公会計制度改革! これからのお金の使い方は国民みんなで考えよう 竹谷とし子議員インタビュー 」。
しつこくまた書きますけど、
遅くなりましたが、民主主義始めませんか?
ところで「政党政治から案件政治」なら、選挙制度も、WEB使ったものに大改革ですね。毎週、案件選挙でどう?