#0077) 「経済成長なくして福祉国家なし」あるいは「福祉国家のための経済成長」と、あまり言わないのはなぜ?
上品で知的で心優しい人たちの多くが、よりミニマムな生活に憧れるだけでなく、それを実践しようと努力していますが、そんなことを可能にしてくれているその社会システムの中では、その努力は結局、主にはその当人の個人財産の効率的維持保全という、強欲の結果と見なされるものに貢献しているだけではないかと・・・。
福祉を熱く語る人の多くが経済(成長)を忌み嫌うことも、その辺を意識していないことが絡んでいるのではないでしょうか(自分の思考にもそういう傾向が出る場合があります)。
経済成長と福祉との関係については、だいたい「福祉重視が経済成長を阻害した」という風に語られるのですが、同じ状況を「経済成長率が低くなったため福祉重視が無理になってきた」と言うことも可能です。どちらが原因でどちらが結果であるかが、実際にはわからないからです。
福祉と経済成長の密接な関係について、非常に頑張ってネットに記事を書かれている方がいました。
これを書いた方、こつこつとたくさんの記事を書かれているようです。
娘はなにかを反省中。この記事とは関係ありませんが・・・。
新しい学校には、少しずつ慣れてきたようです。そして、ますますカープマニア。