宮本武蔵の『五輪書』をサッカー語に訳してみました。

宮本武蔵の『五輪書』は多くのスポーツ選手にも愛読されています。それは、あらゆる対人スポーツに共通して重要なことが、この中に書かれているからです。

サッカーが好きな私が『五輪書』を読むと、サッカーの様々なシーンが浮かんでくるように、他のスポーツを浮かべながら読んでいる人も多いのではないでしょうか。

でも、それでそのままサッカー語訳? と怪しく思われる方がほとんどだと思いますが、暇な私は、腕を脚に、刀の長短をパスの長短に、一対一はそのまま一対一に、合戦は試合に、などと実際に置き換えてみました(ツイッターで疑問が提示されたところを補足説明しますと、「切る」については、敵の連関や意図を「切る」ということで、そのまま「切る」としています)。

信じられないと思いますが、結構、すんなりハマりました。さらに驚いたのは「そうか、サッカーとはこういうことだったのか」という発見が数多くあったことです。それに、サッカー全体(技術、心理、戦術など)を相当満遍なく網羅しています。たぶん、まだ信じていないと思いますが・・・。

読んでいただくと、最初、違和感があると思います。「幼い頃からサッカーを極めようとしてきた宮本武蔵って、イメージできるわけないじゃん」。

しかし、しばらく読み進める間に、割と違和感が無くなってくるのではないかと・・・。『五輪書』の長年の愛読者の方々でも・・・。そして、読み終わる頃には、宮本武蔵がサッカープレーヤーであったような気がしてくるのではないかと、私は期待しています。

とりあえず、イメージの中の宮本武蔵に、サッカーユニフォームを着せてみてください。もちろん SAMURAI BLUE のやつを。背番号は634でしょうか。ここに掲載されている姿を見ると、赤白ユニフォームの方でも良さそうですね。

と説明しても、いまだに強引な印象が残ったままかも知れませんが、

宮本武蔵による、思いがけず世界レベルの、技術的、戦術的、哲学的かつ、わかりやすく斬新なサッカー入門書を、併記の原文と照らし合わせながら、お楽しみください。ぜひ!

サッカーのプレーや考え方や見方が、つまりサッカー全部が、更に面白くなるのではないかと思うのです。

 

そして、この世界で生き抜いていくことにも役立つと信じています。だって、サッカーをプレーし考えることは、この世界で生き抜いていくことにかなり近いと思いません?
宮本武蔵

(2012年4月15日に、とりあえず1回目の全体校正終えました。その後も、細かいところの修正を続けています。)

 

★ 追記1

サッカーと『五輪書』との関係について他に発信している人はいないかと、5月の連休中に検索してみました。すると見つかりました!!

サンフレッチェ広島やヴィッセル神戸の監督をやっていたこともある日本でもお馴染みのバクスター氏が、サッカーと『五輪書』との関係を熱く語っていたんですねえ。ということを、私は初めて知りました(勉強不足ですみません)。

横浜のサッカークラブSUERTE juniorsの久保田氏がブログで、それについてわかりやすくまとめられていますのでリンクさせていただきます。「バクスター監督講習会レポ~宮本武蔵から学べ 2009年2月6日」

余談ですが、SUERTE juniorsの活動内容をサイトで拝見していて、私はその指導指針に深く共感しました。皆さんもぜひご覧ください。こういう指導者の方々のおかげで、日本のサッカーは伸びてきたんですね。

さらに余談かつ我田引水なのですが、その指導指針に『五輪書』と共通する哲学を感じるのは私だけでしょうか・・・。

(2012年5月7日)

 

 追記2

長谷部選手の愛読書が『五輪書』であることはよく知られていますが、高校生も読んでいるんですね(静岡学園の木部未嵐選手の記事)。

(記事は消えるかも知れないので、スポニチAnnexの記事の該当部分を引用しておきます)

「木部の趣味は読書だ。最近は江戸時代の剣豪・宮本武蔵の代表作「五輪書」を愛読『武士は1対1の勝負。サッカーでもPKとかは1対1になる。心理面が参考になるし、(プレーに)生かされていると思う』。高いテクニックに加え、精神面の充実が今季の活躍につながっている。」

私は、なでしこジャパンの選手にも、愛読者の気配を感じますが、さて、どうでしょう。

(2012年8月5日)


Leave a Reply

Required fields are marked *


CAPTCHA


This blog is kept spam free by WP-SpamFree.