#0107) 確信をもってサボれ。自分や組織のことを考えるのなら。

以下のような話が、すばらしい話として話題になっているのを知りました(今頃?)。

『1.01』と『0.99』の法則が非常に深いと話題に

そして、上記を参考にした文章。

99%でよしとし続けるか、101%やりきり続けるか。その差は1年で「1451倍」に。

 

これらの文章は、悪意があるものではないとは思いますが、間違っています。そして実は、非常に危険です。

この数字の累乗の比較の意味するものは、1%得(あるいは拡大し、あるいは構築し)続ける人(それが101%)と、1%捨て(あるいは縮み、あるいは破壊)続ける人(それが99%)との差が、どう広がっていくかを示す数字です。毎日蓄積し(構築し)続ける人と、同じ比率で捨て(破壊し)続ける人を比べれば、1年も経てば大差がつくのは当たり前。

ここで使われている「さぼる」とは、手を抜くことで、積極的な破壊を意味していません。つまり、努力することが101%(1.01)ならば、さぼるとは100~101%(1.00~1.01)のことで、「少しさぼる」の意味を数字に反映させると、100.99%(1.0099)のはず。

2番目の文章では、力を99%出す人(少し余力のある人)と101%出す人(少し無理している人)の比較とされていますが、その2者の成果を比べるとしたら、想定限界生産量を100とすると、99×(○日)と101×(○日)の違いで、この場合365日後では、36135と36865の違いで、つまり何日経っても2%しか違いません。つまり実は、ギリギリのところで多少がんばっても、ほとんど意味はないということ。

さらに、無理をするということは、無理を強いている人間や機械を少しずつ破壊しているという危険性があります。その危険性は、まさしく、引用した文章の中の99%(0.99)であらわされてものです。つまり、0(破滅)に向かってじわじわと進んでいる、それなわけです。

101%を誰かに求めて、結果として、じわじわ破壊していく。

上記の引用記事が深い話として受け入れられているのなら、もしかしたら、企業や教育やスポーツなどの様々な現場で、破壊が良心的に行われているのかも知れません。

 

ここで明るい話?をしましょう。少しさぼることで破壊の可能性を低くできるなら、何日か後の結果は、非常に明るいものと予想されます。

 

01. 3月 2014 by outsidervoice
Categories: クラブ活動, 体育, 生活, 社会, 算数, 総合 | Leave a comment

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