#0036) たとえば、逢坂誠二氏をなるべく早く首相にするために、当座、何ができるかを考え始めてみる・・・とか (見込み無しという追記あり)

#0031で書いたように、自分で政府予算・決算の中味を調べようとして、遅ればせながら初めて、それが不可能な仕組みになっていることに気づいたわけですが、そういう政治には詳しくない自分の心もとないWEB調査では、その問題について的確に指摘している議員は逢坂誠二氏ひとりでした。また以下のビデオのように彼は何年か前から指摘し続けているようで(ビデオは民主党政権になる以前のもの)、また何年もかかる仕事と認識しているようですが、#0034で書いたように、この問題について的確に指摘している議員は今も彼ひとりのままであるように思えます。

以下のビデオ、インタビュー撮影時から現在への流れ、状況変化を思いつつ見ると、さらに有益なのではないでしょうか。

(本題は、最初のビデオの1:00以降から)

一般的には民主党がかなり議席を落とすと予想されている選挙後も、彼は、このポイントへのこだわりを持続するかどうかに注目したいと思いますが、この選挙で議題に浮上する可能性はやはり無いのでしょうか。

「消費税増税反対」を主張する勢力はもちろんですが、「脱原発」を主張する勢力こそ、この政府予算・決算つまり政府の作業の透明性というポイントに重心を置くべきだと思います(誰かのアホな陰謀説などに関わるのではなく、事実に関わる努力をしませんか?)。

 

「官僚や公共性のある組織のお金の管理をブラックボックスのままにしておくのか、透明にする努力を始めるのか」という対立軸。

たとえば、

子どもたちには、隠蔽された原発よりも、公開される民主主義を残そう。 

とか、いろんな方向があるじゃないですか(これ、イマイチですけど)。

イマイチな理由は、本来このアプローチは、敵意とは関係ないというところをクリアしていないからです。透明性とは、「正しい人間と思われたい」という誰もが本来持っている能力を最大限に引き出す場所の提供です(言葉を変えて、毎回繰り返して書いてますが・・・)。

 

こういう地味なポイントは不人気で理解されないというのが普通の理解だと思いますが(逢坂氏が出ているYoutubeのビデオ再生回数も少ないですよね)、単に宣伝の失敗ではないかと、私は今のところ思っています。

以前に書いた言葉を、もう一度書きますが、

 

遅くなりましたが、民主主義始めませんか?

 

最後に、逢坂誠二氏がニセコ町町長として蒔いた種が現在どうなっているかに関する記事「5000人の町が霞が関官僚以上の職員を育成~コスト削減より、住民の幸福が最優先のニセコ町~」とリンクしておきます。

 

(12月24日追記)

彼は、どうもこの本題に触れない選挙戦を展開して落選し、落選後も、これに触れるつもりが無いようなので、見込み無しですかね。どうしたんでしょう?

08. 12月 2012 by outsidervoice
Categories: 社会, 総合 | Leave a comment

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